コロナの感染も少し落ち着いて、県をまたぐ移動も解禁になったので、家族3人で近場のかんぽの宿へ1泊2日の小旅行をしてきました。
自粛期間中は外に出れずストレスもたまってたしね。
1歳の息子くんも、春のお出かけシーズンをステイホームで過ごすことになっちゃったから連れ出してあげたいですし。
とはいえホテルに宿泊するとなると、まだ「コロナの感染が怖い」と考えてる人は多いのではないでしょうか?
僕が泊まったかんぽの宿は、感染対策がめちゃめちゃしっかり行き届いていました。
感染対策のために中止になってるサービスもありましたが、逆にこの時期だからサービスが良くなってる部分もありました。
そもそもかんぽの宿や国民宿舎・休暇村といった「公共の宿」って、値段が安いわりにすごくサービスがいいので、子連れで行くにはおすすめです。
そこで、かんぽの宿のコロナ対策はどんな感じになっていたかを実体験レポートします!
「旅行に行きたいけど、宿泊しても大丈夫かちょっと不安…」という人は、参考にしてください。
僕たちが泊まったかんぽの宿
僕たちの泊まったかんぽの宿は、兵庫県赤穂市にあるかんぽの宿赤穂です。
赤穂は京阪神から車で1時間半ほど。とても近いです。
温泉に入れて海の幸をいただけるという、小旅行で行くにはピッタリのスポットなんですよね。
しかも普段から観光客が少ないので、コロナ禍の中でも極力人と接せずに済みます。
そんな「かんぽの宿赤穂」では、次のようなコロナ対策が実施されていました。
かんぽの宿のコロナ対策
- フロントでの説明は最小限に
- 就寝用の布団はあらかじめ設置
- お風呂の冷水器とサウナは利用中止
- 売店の試食は休止
- ロビーの新聞設置は休止
そして以下のサービスは休止となっていました。
休止になっていたサービス
- カラオケ
- ゲームコーナー
- マッサージ
- マッサージチェア
- ランドリー
- 囲碁・将棋・ゲーム類の貸し出し
ま、子連れで行く分には休止になっても影響のないものばかりでしたね。
カラオケやゲームコーナーもあえて行こうとは思わないですし。
館内と宿泊時の様子
では実際に、ホテルの中の様子も紹介します。
消毒液やソーシャルディスタンスなど、取られる対策は完璧に取られていました。
館内・ロビー
館内ではマスクの着用がお願いされています。
消毒液は入口だけでなく、エレベーター前やロビーなどあちこちに置かれていました。
このように入り口には消毒液。
受付もこのように足形でソーシャルディスタンスが促されています。
ま、そもそも並んでる人は誰もいないのですが(笑)。
受付には飛沫防止のアクリル板が設置されています。
ロビーもご覧のように、消毒液が置かれて間が座れない状態に。
でもソーシャルディスタンスのおかげで、ゆったりと海が眺められる贅沢。はぁ~、落ち着くわ。
エレベーター前にもこのように消毒液が設置されていました。
そしてエレベーターの中でもディスタンス! こんなふうに乗車人数は4人までに制限されていました。
ただ館内を歩いてる人自体が少ないため、人と密になることは全くありませんでした。
出歩くときにマスクをしないといけないわずらわしさはありましたが、さほど気にはなりませんでした。
部屋
部屋はこのように、入ったときから布団が敷いてありました。
これはいいですね! チェックインしてすぐに布団でゴロンとなれますし。
僕もさっそくゴロンとなったので、写真の布団はちょっと乱れてます(笑)。
仲居さんが布団を敷きにくるときって気まずいので、このシステムはこれからも続けてほしいです。
そして洗面台にはペーパータオルが備え付けられていました。
これはコロナの前から設置されてたのかな? コロナ対策で設置したのだとしたら驚きです。
このかんぽの宿は部屋がオーシャンビュー!
瀬戸内海の美しい眺めに癒されました。
お風呂
お風呂ではサウナ・マッサージチェア・冷水器が休止になっていました。
このようにマッサージチェアは使えず。サウナに入れないのも残念でしたね。
脱衣場の椅子もこのようにソーシャルディスタンス。
とはいえ浴室にはおじさんが一人いるだけで、そのおじさんもすぐに出ていき貸し切り状態になりました。
広いお風呂を一人で独占! 露天風呂では海を眺めながらゆっくり過ごすことができました。
これで感染なんて絶対しないでしょ…。
食事
食事は食堂でとります。ただ、食堂の座席の感覚はかなり空けられていました。
しかも今回僕たちは個室を用意してもらえました。
本来は6人ほどの団体客で使われる個室ですが、お客が少ないからなのかこちらを使わせてもらえました。
小さい子供がいる僕たちにとっては、とてもありがたかったです。
料理も豪華で大満足!
食事中はマスクを入れておくビニール袋もくれました。こういう心遣いはうれしいですね。
ちなみに息子くんは終始「ぱーちー、ぱーちー(パーティー)」とはしゃいでました。
将来パリピになるのかな?
まとめと感想
というわけで、かんぽの宿ではしっかりとコロナ対策がされていました。
今回の旅行で3密になることはありませんでしたし、そもそも人と接することがほぼ皆無なので、これでコロナに感染するのって隕石が降ってきて頭に当たるぐらいの確率だと思います。
もちろん気を緩めてはいけませんが、あまり自粛しすぎても観光業が死んでいきますからね。
↓こちらの記事でも書いたように僕は日本の自粛は行き過ぎだと思ってるので、不安を感じすぎないことも大事だと思いますよ。
関連記事コロナ騒動は「ウイルスの感染」ではなく「不安の感染」だと思う
何より今回はお客が少ないだけに、温泉が貸し切り状態だったり食事が個室で食べられたり、メリットの方が大きかったです。
自粛生活はストレスも大きいですし、こういう息抜きは必要ですよね。
少しずつ日常を取り戻していきましょう。
そして願わくば、もっと堂々と旅行ができる空気になってほしいなぁと思います。