「皮まで食べられる」と話題のもんげーバナナ。
1本648円と高額ながら、お土産や贈答品として人気のある「幻のバナナ」です。
このもんげーバナナが買えるのは岡山の百貨店「天満屋」一ヶ所のみ。
しかも販売されると瞬く間に売り切れてしまうので、しっかり計画を立てて購入しないといけません。
そこで、もんげーバナナの購入場所・販売店・購入のコツを詳しく解説します。
僕が岡山へ行って実際にもんげーバナナを購入したので、体験談をレポートします。
また、岡山へ行けない人のために天満屋以外で買う代替案も紹介しますね。
もんげーバナナを買いたい人は、これを読んで確実にゲットしてください!
目次
もんげーバナナとは
もんげーバナナは岡山のアグリバイオベンチャー、D&Tファームの田中節三さんが開発した「日本初の国産バナナ」です。
種子や細胞を凍結・解凍させる凍結解凍覚醒法を使って、本来熱帯でしか栽培できないバナナを日本で栽培することに成功しました。
凍結解凍覚醒法で育てたバナナは糖度が高く、皮まで食べられるのが特徴です。
「がっちりマンデー」などのテレビで紹介されるやいなや、瞬く間に人気商品になりました。
ちなみにもんげーバナナの「もんげー」とは、岡山弁で「すごい」の意味です。
岡山天満屋での確実な購入のしかた
もんげーバナナは天満屋岡山本店の地下にある「おかやま産直市場」で販売しています。
天満屋は岡山を中心に中国地方に展開する百貨店です。
全国で購入できるのはこの岡山天満屋の「おかやま産直市場」のみです。
もんげーバナナの入荷日は毎週火曜・金曜です。
火曜か金曜の朝に行くと、このように入荷したバナナが陳列されています。
値段は1本648円(税込)。高いぜ、もんげー!!
火曜と金曜以外は販売していないので、旅行中に買いたい人はスケジュールを調整して訪問しましょう。
違う曜日に行っても「売り切れ」の看板が出ているだけで、落ち込むハメになります。。
もんげーバナナは生産数自体が少なく、1日の入荷本数は15~20本だけです。
しかも「1人3本まで」といった本数制限がないため、1人が買い占めたらその場で販売終了してしまいます。
なので、確実に購入したいなら開店前に「おかやま産直市場」の前で並んでおきましょう。
開店は午前10時なので、9時45分には店の前に到着しておくのをおすすめします。
「おかやま産直市場」ですが、天満屋地下の店舗の外側の地下通路にあります。
天満屋の1Fには百貨店の入口がありますが、ここで開店を待っていてはダメです。乗り遅れます。
天満屋の地下には「てんちか」という地下通路があり、そこに「おかやま産直市場」はあります。
「てんちか」へは10時前でも入れるので、天満屋の開店前に産直市場の前まで行きましょう。
天満屋東側のアーケード商店街に「てんちか」へ入る階段があります。
階段を降りたら、地下道をまっすぐ進みます。
すると「おかやま産直市場」が見えてきます。
店の向かいには岡山市民サービスコーナーがあり、休憩用のソファーが置いてあります。
開店まではここで周りの様子をうかがいながら待つのもいいでしょう。
ちなみに僕が行った日は雨だったので、行列してる人はおらずすんなり買えました。
日によってだいぶ差があるようですね。
天満屋への行き方
天満屋岡山本店は、岡山駅のそばにはありません。
岡山駅から東へ徒歩18分、だいぶ離れた場所にあります。
岡山駅から行くには、路面電車の東山行きに乗り、県庁通り駅で下車します(所要時間約5分)。
そこから徒歩5分で天満屋に到着します。
清輝橋行の路面電車で郵便局前駅からもアクセスできますが、「てんちか」の入口には県庁通り駅の方が近いです。
天満屋以外の販売店は?通販はある?
もんげーバナナは天満屋以外では販売していません。通販も実施していません。
生産しているD&Tファームにも直売所はないので、購入は天満屋一択になります。
ただ、他の販売所ではもんげーバナナの類似商品を売っているので、買いそびれた人のために紹介しておきます。
岡山高島屋
岡山高島屋ではもんげーバナナは販売していません。
地下2Fに「おかやま百選」という地元商品の販売所がありますが、ここで売ってるバナナは岡山県産の「瀬戸内ばなな」です。
ただ、この「瀬戸内ばなな」ももんげーバナナと同様、皮まで食べられます。
お値段は1本540円(税込)と、もんげーバナナよりややリーズナブル。
この瀬戸内ばななは苗や栽培方法が同じため、もんげーバナナとほとんど変わりはありません。
なのでもんげーバナナが買えないときの代用品としては、この瀬戸内ばなながおすすめです。
さんすて岡山
さんすて岡山(岡山一番街)は、お土産屋や飲食店が立ち並ぶ岡山駅構内のショッピングモールです。
このさんすての南館2Fに、もんげーバナナ生産者の田中節三さんのお店「田中節三のバナナ」があります。
ただしこの「田中節三のバナナ」には、もんげーバナナ単品は売っていません。
売っているのは5本10,000円の贈答用のバナナです。
天満屋のバナナに比べるとさらに割高なので注意しましょう。
また、ここではもんげーバナナを1本使ったジュース(600円)をテイクアウトできます。
「皮なし・皮あり」を選べるので、もんげーバナナの風味を手軽に味わうにはいいでしょう。
通販
もんげーバナナは出荷数が少ないため、通販では取り扱っていません。なのでお取り寄せはできません。
通販で購入したいなら、同じく皮ごと食べられる「神バナナ」をお取り寄せするといいでしょう。
「神バナナ」は名水百選の水と完全無農薬で栽培された、鹿児島県産のバナナです。
こちらは楽天やアマゾンでも購入できるので、「岡山へ買いに行けない」という人はこちらを選びましょう。
もんげーバナナを食べてみた!実食レポ
ではいよいよ購入したもんげーバナナを食べてみます!
説明によると、いきなり食べるよりもしばらく寝かせた方が美味しいそうです。
15~20度の風通しの良い場所で保存し、皮に黒いシュガースポットが表れたら食べごろ。
僕が購入したのは夏ですが、2日ほどでシュガースポットが表れました。
切ってみると、皮がめちゃくちゃ柔らかいです。
身も普通のバナナと比べて柔らかめでした。
食べると粘着性があって、普通のバナナとは歯ごたえが違います。
めちゃくちゃ甘いというわけではないですが、香りはしっかりしてますね。
そして気になる皮はとても薄くて、食べても全然違和感はありませんでした。
皮の味は少し苦みがありましたが、実の甘さと合わさってアクセントになります。
まるでイチジクの皮を食べてるような感覚でした。
1本648円なので手軽に食べれるものではありませんが、話題になるだけあって美味しかったです。
ちなみに岡山へ行ったときの旅行記↓も書いてます。よかったらあわせて見てください。
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値段も高いけど、味も「もんげー」なバナナ。
岡山へ行ったなら、ぜひ買ってみてくださいね!