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育児の知恵

父子帰省を2歳児とやってみた 旦那目線で感想を語る

父子帰省

ネットでちょくちょく「父子帰省」が話題になっているのをご存じでしょうか?

父親と子供だけで実家に帰る帰省ですが、実際にやってる人はまだまだ少数派のようですね。

僕は息子が1歳10ヶ月のときから父子帰省を始めました。

2歳になってからもお盆・お正月など計4回父子帰省をしていますが、今のところ問題なくやれてます。

やってみるとメリットだらけで、特にデメリットと感じることはありません。

コロナ禍で気軽に帰省しづらい中、小回りの利く父子帰省はおすすめです。

サンデー
気を遣わず帰れるメリットは大きいよ

とはいえ実際にやるとなると、「お母さんがいないと大変そう…」と二の足を踏むお父さんは多いのではないでしょうか。

「旦那に子供を任せるなんて心配。絶対反対!」というお母さんも多いようですね。

というわけで、実際に父子帰省をやってみた感想を旦那目線でお話します。

父子帰省のメリットや、「父親だけで帰省して本当に大丈夫なのか?」といった疑問にお答えしますね。

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父子帰省を始めたきっかけ

父子帰省

父子帰省といっても、別に嫁と実家の関係が悪いわけではありません。嫁姑の仲も良好です。

これまでは妻と子供と3人でちょくちょく帰っていましたからね。

 

父子帰省を始めたきっかけはコロナです。

コロナで「帰省は悪」みたいな風潮が生まれ、何となく帰りづらい雰囲気になってましたよね。

妻はフルタイムで外で働いてるので、帰省でウイルスを両親にうつしてしまうのを心配していました。

でも僕はずっと在宅で仕事してるから、外からウイルスをもらう可能性は限りなくゼロに近いです。

それなら「僕と息子だけで帰ればいいんじゃないか」と思い立ちました。

 

子供が感染源になる可能性もありますが、だからといってコロナが終息するまで会わないのでは、両親が先立つ可能性の方が高いです(笑)。

リモート帰省という手もありますが、あれってただのテレビ電話ですし。。

両親はすでに70代後半。せっかくの初孫に会えないで人生を終えるよりも、多少のリスクをとって会った方が人生の満足度は高いのではないでしょうか。

ちなみに僕のコロナに対するスタンスは↓こちらで書いている通りです。

関連記事コロナには慣れてもいい「命より大事なものがある」

 

それに妻はシフト勤務のため、休日も出勤しています。

でも休日は保育園が閉まっているため、僕が一日中子供の面倒を見ないといけません。

お盆・お正月などの長期休暇中は、必然的に僕がワンオペになるわけですよ。。

それなら実家で祖父母に見てもらった方が、僕もラクできますから。

 

ま、さすがに飛行機に乗ったり長時間電車に揺られての帰省なら躊躇しますが、僕の実家は電車で1時間半ほどです。

同じ県内なので、県をまたいでの移動として叩かれる心配もありません。

問題は電車の中ですが、帰省前に予行演習として5駅ほどの電車移動を体験してみました。

息子くんは外の景色にくぎ付けになっていたので、ぐずる気配もなさそう。

サンデー
1時間半なら、ベビーカーに乗せておけば何とかなるだろう!

そう思い、父子帰省を決行しました。

 

父子帰省をやって分かったメリット

おじいちゃんと孫

父子帰省をやって分かったのは、夫・妻・祖父母の三者にそれぞれメリットがあるということです。

まさに「三方よし」です。

父子帰省のメリットを夫側の視点で紹介します。

 

誰も気を遣わずに済む

父子帰省で最大のメリットは、僕も妻も祖父母も誰も気を遣わずに済むということです。

妻にとって夫の実家はやっぱり気を使うものじゃないですか。

SNSでは「旦那の実家への帰省が憂鬱…」と愚痴ってる主婦をよく見ますもんね(笑)。

 

いくら「自分の家のようにくつろいで」と言われても、いきなりジャージ姿になる嫁はいないでしょうし。

「料理の手伝いをしないといけないかな?」とか、女性ならではの気をもむ場面はたくさんあるでしょう。

それに両親にとっても、嫁と一緒だと僕たちはどうしても「お客さん」になる側面はあると思います。

そうなると僕自身も間に挟まれて、実家なのになんだか気持ちが休まらなかったりするんですよね。

それが父子帰省では、一人で実家に帰るのと同じぐらいの気楽さがありました。

もちろん子供の世話を責任持ってやる大変さはあるのですが、気を遣わずに済むラクさはあります。

 

妻も夫も育児を休める

父子帰省することにより、妻が自由な時間を過ごせたのも大きいです。

普段から育児にかかりっきりになってる妻に、少しだけお休みをプレゼントできました。

ま、妻は妻で一人で過ごすから寂しい気もちもあったようですけど。

それでも自由な時間ができるのは貴重でしょう。

 

僕も家では子供の相手をしなきゃいけないところ、両親に預けて一人の時間が持てました。

息子も1回目・2回目では僕がいなくなると探しまわっていたのですが、3回目ともなると慣れてきたようで、僕は違う部屋で昼寝ができました。

その間に両親は写真を撮ったり、誰の目を気にすることもなく孫と戯れられたようです。

まさに「三方よし」という感じですね。

 

妻側の気持ちが分かる

父子だけで実家に帰ってみると、両親の言葉がいろいろ「面倒くさいな」と感じることがありました。

たとえば息子がぐずっていると、こっちとしてはいつものことなのに「おしめが濡れてるんじゃないか」とか「外に行きたいんじゃないか」とか、いろいろ言ってくるわけですよ。

ほかにも食事で「これを食べさせた方がいいんじゃないか」とか、食べないと「しんどいんじゃないか」とか、「いやいや、いつものことだから」と説明しても、口ばかり出てきます。

こういうのは、自分の親ながら面倒くさいなと感じました。

たぶん妻側はこういうお爺ちゃん・お婆ちゃんの言葉にモヤモヤ感じたりするのでしょうね。

そういう妻側の気持ちがちょっと分かりました。

 

父と子の絆が深まる

うちの子は2歳なので、まだたどたどしい会話しかできないのですが、それでも一緒に帰省することで父と子の絆が深まった気はします。

二人で電車に乗るというのも、ちょっとした冒険ですしね。

息子も父子帰省のときは「電車に乗れる」というのが分かってるようで、旅を楽しんでいるようです。

僕は将来的に息子と一緒に「男旅」ができたらいいなと考えているのですが、その予行演習ができている感じです。

関連記事父親が自分の子供を可愛いと思えるのはいつからか

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本当に夫だけで帰省できるのか

ベビーカーと電車

このように父子帰省は基本的にメリットしかないと、僕は感じています。

やろうと思えば、1歳・2歳でも父子帰省はできると思います。こんな僕でもできるのだから。

ただ世間の声を見てみると、「小学校高学年ぐらいにならないと不安」という意見も多いようですね。

というわけで、旦那と子供だけで帰省するのが心配な人に、どういう点に気を配っておけばいいかをお話します。

 

父子帰省に抵抗のある人もいる

僕は大いに父子帰省に賛成なのですが、世の中には父子帰省に抵抗のある人も多いです。

「一人じゃ子供の面倒を見れない」という旦那はもとより、「帰省は家族で帰るのが当然」と考えるお爺ちゃん・お婆ちゃんもいるでしょう。

妻としては「夫だけで帰省させて、陰で何か言われるんじゃないか」という心配もあるようですね。

僕の場合はコロナが良い口実になって父子帰省に踏み切れたわけですが、多くの人にとっては最初の一歩が踏み出しづらかったりするんじゃないでしょうか。

 

しかし一度やってみると、思ってるよりメリットは大きいです。

最初の一歩が難しいだけで、やってみると案外大丈夫なのが分かります。

夫にとっても、妻にとっても、祖父母にとってもメリットがあるわけで、そのメリットを実感できれば父子帰省に対する抵抗感は払しょくできると思います。

なので勇気を出して最初の一歩を踏み出してみましょう。

 

妻の不安を払しょくしておく

父子帰省をするというと、お母さん側としては「心配!」というのがまず第一に来るようです。

確かに普段あまり育児をしてないのにいきなり父子帰省をするのなら、不安でしかないでしょうね。

正直、たまにしか子供の面倒を見ないのであれば、父子帰省は難しいと思います。

お爺ちゃん・お婆ちゃんも遊び相手にはなってくれますが、育児の戦力とまではいきません。

うちの親も勝手がわからないから、着替えやおむつ交換は手伝うことなく、結局僕がやっています。

 

それと、普段から相手をしていると「この子はここで危ない行動をとる」というのが分かるのですが、たまに見るだけではそういう危険予知ができないんですよね。

だからまずは、丸一日子供の面倒を見れるようになること。

お風呂も食事も全部ひとりで世話できるようになり、ワンオペで回せるようになって初めて、お母さんも安心して送り出せるというものです。

そうやって妻の不安を払しょくしておくという下準備も大事でしょう。

 

まとめ

父子帰省は最初はハードルが高いかもしれません。

でもやって慣れてしまうと、フレキシブルな帰省ができるようになります。

「帰省は家族全員でするもの」という固定概念がなくなり、自由なスケジューリングができるようになるんですね。

そうなると夫も妻も祖父母も融通がききやすくなります。

サンデー
コロナ禍の中でも帰省できるようになるしね

ほんと、父子帰省はメリットだらけなので、やっておいて損はないです。

固定概念を取り払って、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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