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過酷すぎ!子供の付き添い入院を経験して父親が感じたこと

投稿日:2019年6月3日 更新日:

付き添い入院

先日、生後10ヶ月の息子が肺炎で入院しました。

生まれてからまったく熱を出さなかった子なんですが、気管支炎をこじらせて肺炎になり入院。

子供はすぐに熱を出すというものの、初めての発熱からいきなり入院という事態になり、親としてはヒヤヒヤしました。

幸いなことに5日間だけの入院で済み、今では元気に保育園に通っています。

 

ただ、生後10か月の乳児だけあって、24時間親の付き添いが必要。

そのため、妻と交代で付き添いをしてたんですが……

あまりにも大変すぎた!

いや、大変だったのは妻の方だし、うちはまだ恵まれた環境なのは分かってるんですよ。兄弟のいない一人っ子だし、祖母の助けもありましたしね。

病院の医師や看護師さんも本当に親切にしてくれたし、忙しい中頑張ってくれてるのも重々分かります。

ただ、「付き添い入院ってあまりにも親の負担が大きすぎないかい?」とも感じました。

Sunday
生活は完全にストップしちゃうからね

共働きで誰の助けも借りられない中、付き添い入院を強いられる家庭もあるでしょう。

子供の付き添い入院を経験して、父親が感じたことを書いてみたいと思います。

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狭いベッドで添い寝をする日々

息子がかかりつけ医で肺炎と診断され、入院が必要と言われたのは夕方の5時頃でした。

そこから大病院を紹介されたのですが、受け入れ先が見つからなかったり手続きに行き違いがあったり、あちこちたらい回しに。

しんどそうにしている息子を見るのは胸が痛み、この時点で両親はぐったり。

結局入院が決まったのは夜中の12時頃でした。

 

通された病室は救急病棟だったため大人の患者と一緒です。親用のベッドはなく、子供と同じベッドで添い寝。

子供が泣いてぐずってる中、隣からは「寝られへんやないか」というおじさんのグチが聞こえます。

当日は妻が一晩付き添うことになったのですが、その空間を見た瞬間、僕は「うわ、これはキツイな……」と思いました。

病院のベッド

柵で囲まれた狭いベッドに病気の子供と二人。さすがにこのときは妻も寝られなかったようです。

 

翌日からは夜は妻、昼は僕というローテーションで付き添いをしました。

僕は自営業でスケジュールの融通だけはきくので、この期間の仕事は休業です。

昼間は子供と一緒にベッドの上で一日中過ごしました。まぁ、これが大変なわけですよ。

子供の体には点滴や酸素チューブがつけられていて、動くたびにチューブが絡まってぐちゃぐちゃになります。

うちの子は10ヶ月ですでに歩き始めており、病気でも活動的。寝返るわ、つかまり立ちはするわで動きを止めません。

チューブが絡まるから制止しようとすると「ウンギャー!」とエビぞりで激しく抵抗。

そのままベッドの柵に頭を打ち付けて、「ギャアーーー!!」とさらに号泣する始末。

挙句は点滴がずれてエラー音が鳴りだし、そのたびにナースコール。延々これの繰り返しです。

 

特に点滴はほっといたら子供がチューブを引っ張りだしたりするので、一時も目が離せません。

最終的にうちの子は一度点滴の針の位置がずれて刺し直しになってました。

四方は柵に囲まれた檻のような空間に閉じ込められ、延々とチューブの絡まりをほどく日々。そりゃストレスもたまってきます。

Sunday
エビぞりだけはやめてくれー( ;∀;)

子供が寝ている間におにぎりでサッと食事を済まし、トイレも隙を見て済ませます。

病院まで往復1時間かけて通い、入院してる間は仕事も生活もすべてストップ。

もちろん妻の方が圧倒的にしんどかったと思うのですが、さすがに心身ともに疲れました。

僕も3日目あたりからは咳が止まらなくなり、自分自身が体調不良に陥ってしまいました(笑)。

 

付き添い入院って過酷すぎませんか?

こんな状態でも病院の看護師さんはとても親切にしてくれました。

何度もナースコールで点滴を直すのも、「しかたないことなんで、気にせず呼んでください」と言ってくれましたし。

人手不足の中で医師や看護師さんはホントよく頑張ってると思います。

僕としても、入院して親子の絆が深まった気がしています。

入院中は本気で子供の心配をしていたし、退院後の息子はなんだかとてもかわいく思えています。

 

ただ、子供の入院の付き添いって過酷すぎやしませんかい?

実際に父親として体験してみて、「これは人によっては生活が破たんするほど過酷なことなんじゃないだろうか」と思いました。

うちは一人っ子だからいいものの、兄弟がいたらその子たちの世話はどうなるんでしょう?

祖父母や親せきなど頼る人がいないときは?

うちは妻が育休中で僕が自営業という時間の都合がつきやすい家庭だからよかったのですが、ほとんどの家庭は共働きですよね。そんな簡単に仕事を休めるものでもないでしょうし。

ていうか、片親だけで24時間付き添うなんて、もはや拷問に近いのでは?

うちは生後10か月で多少目を離せる隙はありましたが、さらに低月齢になると食事やトイレもろくに取れないかもしれません。

これがさらに長期の入院となったらどうなるのでしょう。

 

「それが親の務め」「しかたのないこと」と言われるかもしれませんが、かつては祖父母や近所での助け合いが機能していました。

僕も小さい頃に入院した経験があるのですが、そのときは弟の世話を隣のおばちゃんがやってくれていました。

ところが今は核家族。近所の付き合いもほぼありません。

夫婦共働きでどちらも仕事を抱えているし、その中で付き添いをして、兄弟の面倒をみて、働いてって……

ちょっと無理ゲーじゃね?と思うのです。

 

しかたないとはいえ何とかならないものか

もちろん贅沢は言えません。子供医療費助成制度があるから、これだけ入院しても費用は無料です。

医療費が膨れ上がって問題になる中、これだけの医療を無料で受けられるのはありがたいことです。

病院も人手不足で手一杯の中、頑張っているんでしょうし。

 

ただ、それでも何かしらの負担軽減策はあってもいいんじゃないかと思いました。

たとえばヘルパーを利用するための費用を援助したりとか、病棟で世話をする病棟保育士を常駐させるとか。

父親として付き添い入院を経験してみて、「この負担を親だけで解決させるのはキツイよなぁ」と思いました。

国が行き詰ってるのもあるのでしょうけど、子育て支援というのならもうちょっと何とかならないものなのかな、とも思うのです。

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